レセプトの総括
レセプト電算処理
レセプト電算処理システムは、保険医療機関がインターネットを利用した「オンライン」または、「CD等の電子媒体」にてレセプトを審査支払機関に提出するシステムのことです。
現在、レセプトの審査支払機関への提出は「(1) 紙による提出」「(2) 電子媒体(フロッピーディスク、MO、CD」「(3) インターネットを利用したオンライン」の3つの方法がありますが、国からの省令により、2015年(平成27年)3月までに一部の例外を除く全ての保険医療機関が、レセプト電算処理システム(「(2) 電子媒体」「(3) オンライン」)を利用して診療報酬の請求を行う様に定められています。
レセプト電算処理システムを利用することで、紙のレセプトを編綴して提出することと比べて、以下のようなメリットが挙げられます。
- レセプト用紙の購入や印刷に掛かるコストを軽減できる
- カルテからの転記や印刷・編綴作業に掛かる時間が大幅に短縮される ⇒ 業務時間の短縮、人件費の低減
- レセプトコンピュータの利用が必須になることから、記入ミスの低減が期待できる
- レセプトを審査する「審査支払機関」や「保険者」の業務軽減や処理の迅速化が期待できる