医療保険の基礎知識

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レセプトの総括

レセプトの総括とは

レセプトは「保険医療機関」から「審査支払機関」に提出され内容を審査された後に、「保険者」へ送付され内容を審査・承認され、折返し「保険者 ⇒ 審査支払機関 ⇒ 歯科医療機関」の流れで治療費が支払われます。
治療費を支払う元である「保険者」は、「社会保険」「国民健康保険」「後期高齢者医療広域連合会」に大別されますが、「社会保険には協会けんぽ、共済組合 等」が、「国民健康保険には退職者医療 等」があり、更に国や都道府県が補助を行う「公費負担医療制度」等、様々な区分があることから、支払元は複雑になっています。
そこで、歯科医療機関ではレセプトを提出する際に「社会保険」「国民健康保険」毎に仕分けし、更に「区分」毎に仕分ける作業を行った後、「診療報酬請求書社保)/診療報酬総括請求書国保)」を作成し取りまとめます。これをレセプトの「総括」と言い、仕分けや取りまとめの作業の事を「編綴(へんてつ)作業」と言います。