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医療保険制度

医療保険とは

保　険

保険には、大きく分けて次の２つの種類があります。
　① 私的保険：国民が民間企業と任意に契約する保険 ⇒ 生命保険、火災保険、自動車保険 等
　② 公的保険：「医療保険」「年金保険」「介護保険」「労働保険」に大別される。法律により、国民全員がいずれかに加入することが義務付けられている保険 ＝ 国民皆保険制度

医療保険

病気や怪我により、病院で治療を受けた際に支払う費用の負担を補助する制度で、国民は決められた保険料を納付することが義務付けられています。
医療保険を利用して治療を行うことを「保険診療」と言います。保険診療を行った場合、医療保険加入者は治療費の総額の内の定められた患者負担率分のみを支払えば良く、経済的な負担が軽減されます。
保険医療制度が適用される治療内容は国によって定められているので、日本全国どこの病院でも同じ治療を受けることができます。

※ 医療保険制度を利用しないで治療を行うことを「自由診療」と言います。自由診療は費用負担の補助が全く無いため費用は高額になりますが、保険診療では行えない治療方法を選択することができます。